中山美穂さんの遺影の前で思い出を語った妹の中山忍(撮影・滝沢徹郎)
昨年12月6日、都内の自宅で54歳の若さで亡くなった、中山美穂さんのお別れの会が22日、東京国際フォーラムで開かれ、関係者約800人、午後5時30分時点で約1万人ものファンが参列した。喪主を務めた妹の中山忍(52)は「これが、夢だったら良かったのに」と涙。小泉今日子(59)は弔辞で「天国の人への中山美穂のトリセツ」5カ条を読み上げ「かわいい妹」と涙声で呼びかけた。参列者が皆、受け止めきれない悲しい現実に直面し、涙した。 ◇ ◇ ◇ 忍の言葉と涙が、参列者の思いを代弁していた。「情けない話なんですけど今の方が泣いてしまうんですね。何でいないのかなぁとか、何でもう会えないんだろうと」。4カ月たっても、消えない悲しみを現実と受け止められないでいた。 同期の中村繁之(57)は1年前、電話で「40周年、一緒に何かできれ...
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