ステージをイメージし多くの花々で彩られた中山美穂さんの祭壇(カメラ・山崎 賢人)
昨年12月に急死した歌手で女優の中山美穂さん(享年54)のお別れの会が22日、東京・丸の内の東京国際フォーラムで開かれ、ゆかりの仕事仲間800人、ファン1万人以上が天国の美穂さんに別れを告げた。喪主を務めた妹で女優の中山忍(52)は大粒の涙をこぼし「もう一度会いたい」と心境を明かした。デビューが4年先輩で、公私ともに親交があった小泉今日子(59)は、天国向けに「中山美穂のトリセツ」を紹介。声を震わせ「美穂、さよなら」と語りかけた。 色とりどりの花々で彩られた“ラストステージ”。約6メートル四方の大きな祭壇の中央には、縦3・6メートル、横2・4メートルの大きな写真が置かれた。優しくほほ笑む一枚は、23年のコンサートツアーのために撮影されたもの。祭壇はステージをイメージして制作され、生きていれば3月1日に55歳を迎えるはずだった美穂さんにちなみ、故人が大好きだった赤いダリア55本、バラやアジサイな...
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