通算300号本塁打を放ち、記念ボードを掲げる浅村栄斗(カメラ・上村 尚平)
◆パ・リーグ 日本ハム2―4楽天(22日・エスコンF) 記念すべき1本は理想の一振りから生まれた。8回無死、カウント1―2から杉浦の外角高め151キロの直球をたたき、浅村栄斗内野手(34)が右翼席へ通算300号の同点ソロだ。「若いときから右(方向)に長打を打ちたいと日々練習をしてきた。300本目で理想の打撃ができて良かった」と納得の表情を浮かべた。次打者のフランコも左翼席へ連発。3&4番のアベック弾で逆転勝利し、節目の一発を祝った。 不退転の決意でバットに懸けている。今季、三塁から一塁にコンバート。西武時代から長く二塁の守備位置にこだわってきた男が、「打撃に集中してほしい」という三木監督の打診を受け入れた。昨季は打率2割5分3厘、移籍後最少の14本塁打。「もう一度キャリアハイを目指したい」と一念発起して17年目を迎えた。 自主トレではランメニューを増やして体のキレを意識。キャンプでは連日ランチ特...
[Short citation of 8% of the original article]