FRBの独立性揺らぎ「米国売り」、株式・債券・通貨の「トリプル安」に…投資家の資金は金に流入

MSN - 05:01
【ニューヨーク=小林泰裕】トランプ米大統領が米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長に辞任や利下げを要求するなど圧力を強め、FRBの独立性が揺らいでいることを受け、再び「米国売り」が進んでいる。21日のニューヨーク市場は、米国の株式・債券・通貨がそろって下落する「トリプル安」となるなど、投資家の信認が低下しており、米国売りが当面続く可能性がある。 トラン...

 【ニューヨーク=小林泰裕】トランプ米大統領が米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長に辞任や利下げを要求するなど圧力を強め、FRBの独立性が揺らいでいることを受け、再び「米国売り」が進んでいる。21日のニューヨーク市場は、米国の株式・債券・通貨がそろって下落する「トリプル安」となるなど、投資家の信認が低下しており、米国売りが当面続く可能性がある。

 トランプ氏は21日、自身のSNSでパウエル議長の政策を批判し、改めて早期の利下げを要求した。これを受けてダウ平均株価(30種)の21日の終値は前週末比971・82ドル安の3万8170・41ドルだった。値下がりは4営...
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